ウミウシのなぞ

ダイバーに大人気
海の宝石!ウミウシ!

シロウミウシ(2009.3.大瀬崎)

先日のダイビング中に見たウミウシはアオウミウシと
ミツイラメリウミウシの2種類だけでしたが、
ウミウシの卵はあちこちにありました。

卵があるということは…卵が孵る!

卵が孵れば(1~2週間でふ化するそうです)

近くに子ウミウシがいるのでは???

ということは、近くにたくさんウミウシがいていいはずなのに…
なぜいなかったんでしょう???

ちょっと調べてみたところ、
子供が見当たらない理由がなんとなく判明しました!

ふ化したばかりの幼生は、
ウミウシのかたちをまだしていなくて(貝殻もある)
浮遊してプランクトンなどを食べながら生活しているんですって。
それは見えないわ~。
でも近くにいるかもしれないですね。

あとはもうひとつ。
謎。
こんなに一生懸命さがさないといけないウミウシなのに、
ウミウシ同士はみーんなペアをつくっていますよね。
仲間であつまって。

どうして出会えるの?

これはウミウシの仲間が
移動するときに残す物質によるものだといわれています。
他のウミウシがその這ったあとをたどって、
お目当てのお相手のところにたどり着くというのです。

運命の赤い糸、ならぬ、運命の這った跡ですね。

すばらしいストーカー行為(笑)
積極的なウミウシさんです。

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