2005~2006 カパライレポート

シパダン島をご存知ですか?
ボルネオ島の東海岸、マレーシアとインドネシアの
丁度国境に位置するこの島は、その豊かな海でダイバーに人気の場所でした。
島にはいくつものダイビングリゾートが立ち、
それはそれは毎日沢山のダイバーが世界中から訪れ、美しさ・豊かさに惹かれ、
多くのダイバーがこの島のとりこになったものです。。。

かくいう私もその1人。
まだ学生だったころ、家族で訪れたシパダン。
何もない島。裸足での生活。
「えーーーー?こんなとこにとまるのーーー?」
初日はそう思いましたが。。。アッという間にウソのよう。
海・ゆっくり流れる時間・自然の中ですごすひとときにすっかりとりこになってしまたのでした(*^_^*)

さて。

環境保護などの観点から、その島にダイバー滞在できなくなったのが
2005年の1月。
多くの“シパダン狂”を落ち込ませたニュースでした。

もう何十年も先までシパダンでは潜れないのか。。。と。

ところが違ったのです☆
その答えが、今回レポートする「カパライ」にあったのです(^_-)

海の真ん中にあらわれる楽園
“カパライ”

2005年年末から2006年年始にかけて
“カパライダイブリゾート”に滞在してきました。
成田からコタキナバルまで初日移動し、
翌日コタキナバルからタワウまで飛行機で移動、
その後バスでセンポーナ港へ、
さらに約1時間ボートで移動。。。かなりの乗り継ぎです。

カパライダイブリゾートは
シパダン島からボートで約15分のところにあるリゾート。
潮がひいた時にだけあらわれる白い砂地、
リゾートは全て水上コテージでもちろん全室オーシャンビューです。
終始波の音をききながら過ごすことができます。
陸地から遠いため、虫もおらず快適です。

清潔感のあるお部屋
ロマンチックなお風呂

海のまんなかにこんなにステキなリゾートがあるとは!
部屋もさわやかで綺麗。
シャワーの他バスタブもちゃんとあり、お湯もでます。トイレも水洗です。
どこまでもひろがる海をベランダで見ていると、この上ないリラックス感です。
新婚旅行にきてもいいくらい。
本当にそのくらいステキですよ♪

食事は全てバイキングスタイル。
中華風でおいしいメニューがずらりと並びます。
コーヒー・紅茶・ミロ・オレンジ(かな?)ジュースはセルフサービスでフリーです。おやつもあるので、いつでもティータイム!
海からあがって絶景の中のんびりする時間は最高です☆

広い食堂にダイバーが集まってくる

カパライのダイビングスタイルは3ボートダイブ&無制限ビーチダイブ。
1日3本のボートダイブが基本で、
それ以外は個人管理でリゾートのビーチポイントで潜ることができます。

ボートに乗り込んで いざ出発!

3本のボートダイブの内、2本はシパダンでのダイビングを
リクエストすることが可能!
ギンガメとバラクーダのトルネード!亀三昧!
ダイナミックなダイビングを楽しむことができます。
シパダンでのダイビングの合間には、決められたエリアのみですが
島に上陸することもできます。
早朝ダイビングでシパダンをリクエストもできるので、
ぜひ1度はチャレンジを!
バッファローフィッシュの朝の行進や
ハンマーヘッドシャークなどにあえるチャンスです。
(すべて2005年情報)

つばめうおの群れ
亀も待ってます☆
スノーケリングで
ギンガメアジ!

シパダンのダイビングに比べてカパライでのダイビングは繊細な感じ。
ちいさな生物など探せば探すほどあらわれて、
マクロ派のフォトダイバーさんには涙ものです。
マンダリンバレーと呼ばれるハウスリーフでは、
その名の通りマンダリンフィッシュもみられます。
ダイバーに人気のクマノミも、1種類や2種類ではありません!
あちこちに可愛らしく棲んでいるのです。
無制限ダイブの時は、2~3メートルの浅い場所でじっくりねばっていたい海です。

沢山のクマノミがお出迎え
ウミウシもいますよ♪

今回、私たちのグループはリゾートにある“SCUBA ZOO”で
オリジナルビデオを撮ってもらいました。
ブリーフィングから2本のダイビング、
休憩時間までも楽しい想い出を閉じこめてくれるオリジナルビデオは
宝物になること間違いなしです!

笑顔のビデオの出来上がり♪

リゾートのスタッフ、ダイビングスタッフともに、とてもフレンドリー!
何から何まで楽しく過ごすことができました。

年越しパーティーで大盛り上がり☆

カパライダイブリゾート。
交通の便は決していいとは言えませんが、
一度きたら「またこよう!」、そう思える場所です。

そしてきっと戻ってきてしまうのです(*^_^*)
わたしみたいにね♪